情報収集に役立つのは転職エージェント

転職エージェントの力を借りるとスムーズ

給与や待遇などの情報は個人でも集めることはできますが、転職エージェントの力を借りると本当に知りたい情報をスムーズに収集できます。転職エージェントでは、研修制度が充実している、規模の大きな施設は手当がつきやすい、といった実際に働いてみなければ分からない情報も把握しているため、求人の比較がしやすくなるのです。
介護系の求人のみを扱っている転職エージェントを利用すれば、一度にたくさんの求人を閲覧できます。ひとつずつ照らし合わせるよりも少ない手間で効率良く比較・検討ができるでしょう。また、転職エージェントでは求人の紹介以外に、応募書類の作成アドバイスや面接対策、転職に関するさまざまな悩みや相談の解決、などさまざまなサービスで求職者を手厚くフォローしています。

転職エージェントの力を借りるとスムーズ

万能なわけではない

転職の成功に欠かせない転職エージェントですが、上手に使えなければ意味がありません。転職エージェントを利用するときに注意すべきポイントがいくつかあります。
まずは連絡する頻度です。転職エージェントでは施設から依頼を受けると、条件に合う求職者を探してマッチングしていきます。その際に求職者と連絡を取った最終日(更新日)を基にして絞り込んでいきますが、更新日が古い求職者は転職が決まった可能性が高いと判断されてしまいます。優先順位が低いとみなされて後回しにされるので注意しましょう。更新日が新しい順に連絡する仕組みになっているので、2週間に1回のペースで連絡するようにしましょう。また、優先順位を上げるためにはアドバイザーに熱意を伝えることも大切です。転職の時期を聞かれたら「希望に合うところがあればいつでも転職したい」と答えましょう。
ほとんどの転職エージェントでは求職者1人ひとりに担当のアドバイザーがついて転職活動をサポートしていきます。ですが、担当だからといって無条件に信じるのはやめましょう。知識量や経験値は人によって異なりますし、人と人との付き合いになるため相性の良し悪しもあります。シビアな目でジャッジし、合わないようなら担当を変更してもらいましょう。

複数の転職エージェントから同じ求人に応募しない

転職エージェントによって得意不得意が分かれるため、複数の転職エージェントを利用するのが一般的です。施設側もたくさんの転職エージェントに求人を掲載しているため、数社で同じ求人を見かけることもあるかと思います。ですが、同じ求人に複数のエージェントから応募してはいけません。応募する施設に不信感を与えてしまいますし、アドバイザーの心証も悪くなってしまうでしょう。