注目したい取り組み事例
「注目したい取り組み事例」の記事一覧-
共生社会のモデル「江東園」
30年も前から高齢者と子どもたちとの交流を積極的に行っている江東園の取り組みを紹介します。江東園は特別養護老人ホームや在宅介護サービス、保育園、障がい者支援事業施設を複合した施設です。高齢者が保育園に通う子どもたちを出迎えるために朝から準備したり、着替えやおむつ替えなどを手伝ったり、と日常的にふれあえるような仕組みになっています。高齢者は心と身体が能動的になることで自立支援にもつながりますし、子どもたちは高齢者を労わる気持ちを日常生活の中から意識せずに学ぶことができます。
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福祉の街を象徴する「ユーカリ優都会」
ユーカリが丘全体が福祉の街として世代間交流に取り組んでいるユーカリ優都会の取り組みを紹介します。ニュータウンと呼ばれる都市が人口減少の一途をたどっている中、子育て支援と高齢者支援に力を入れているユーカリが丘では人口が増加しています。これは、地域全体で未来を見据えた街づくりを実施しているからです。高齢者と子どもの交流は双方に良い影響をもたらしますが、認知症の症状悪化を防ぐ効果もあります。子どもと過ごすことで認知症特有の症状が見られず、社会生活にも参加できるようになるため孤独感も薄まります。
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可能性を模索中「たけのうち保育園・東淵野辺デイサービスセンター」
交流方法や回数を段階的に検証しながら最適な形を模索しているたけのうち保育園・東淵野辺デイサービスセンターの取り組みを紹介します。開設当初は年に3回ほどしか交流の機会を設けていませんでしたが、それ以降は回数を設けずにクラス単位で交流の時間帯を設定しています。段階を経ることによって多世代交流の効果が高まる方法を見つけることができたわけですが、交流を望まない人に対しても適切に対応できるため、すべての人が無理せずに日常生活を送れるようになっています。
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地域の医療と福祉を支える「桑の実会」
保育と介護だけではなく医療も組み合わせた複合施設を展開している桑の実会の事例について紹介します。桑の実会では日常動作のケアだけではなく、リハビリを主体としたアクティビティサービスも提供し、心と身体の両方にアプローチできるような取り組みを積極的に行っています。高齢者と子どもが一緒に参加できるイベントを多数開催し、自然に交流できる機会を設けています。また、クリニックを併設して健康管理にも取り組んでいるため、いざというときも安心です。
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